HoloLens開発ツール利用にあたって(2018/4/18更新)
HoloLensの開発ツールがどんなものか触ってみようということで、開発ツールの前提とかの確認。
ちなみに
https://developer.microsoft.com/en-us/windows/holographic/install_the_tools
の内容を訳しただけなので該当ページを見れば以下は見なくてもいいと思いますわ。 *1
書きかけで、ほぼ一月放置してしまった。。。
実際のインストールは後でやってまとめよう(いつやるんだろう?)
【2018/04/18追記】
久しぶりに確認したら2018/03/21更新されて結構内容が変わっていたので更新
ツールの概要
このページで紹介されているツールは、HoLoLens専用のSDKではなく、Visual StudioとWindows10 SDK環境でのホログラフィックアプリの開発用ツール。
HolLoLensがなくてもホログラフィックアプリを開発するためのHoloLens エミュレータをインストールすれば問題ないみたい。
また、ホログラフィックアプリを開発しやすくするためには、Unityのゲームエンジンをインストールすることもお勧めとのこと。
インストールするもの
- Visual Studio 2017
- HoloLens エミュレータとホログラフィックテンプレート(build 10.0.14393.1358)
- Unity 2017.4
- Vuforia
Visual Studio 2017
Visual Studio 2017 の状態を以下のようにしておく
- ユニバーサルWindows プラットフォーム開発を有効にしておく
- Unityによるゲーム開発を有効にしておく
HoloLens エミュレータとホログラフィックテンプレート(build 10.0.14393.1358)
このエミュレーターがあればHoloLensが無くても仮想マシン上でWindowsホログラフィックアプリを起動することができる。このエミュレータには最新のWindowsホログラフィックOSで動作するHoloLensイメージが含まれている。すでに以前のbuildバージョンのエミュレータがインストールされている場合にはこのbuildが共存する形でインストールされる。また、このパッケージにはVisual Studio用のホログラフィックDirectXプロジェクトのテンプレートも含まれている。インストールにはHyper-Vが必須。
Unity 2017.4
※現時点の最新リリースは2018/4/6発行された2017.4.1f1
このUnityエンジンはホログラフィックアプリ開発を始めるにはとっつきやすい方法。
Vuforia
※現時点の最新リリースは2016/11/16発行された6.1
VuforiaはAR開発をサポートするライブラリみたい。
フリーライセンスもあるとのこと。
インストールのチェックリスト
-
Windows 10 Fall Creators Updateが適用されているか
- 開発者モードが有効になっているか(設定>更新とセキュリティ で確認できる)
- Visual Studio 2017は前述した機能が有効になっているか
- Windows 10 Fall Creators Update SDK がインストールされているか(最新のVisual Studio 2017にはこのSDKは含まれている)
- Unity 2017.4がインストールされているか
- DirectXでの開発を行う場合はHolographic Templates (build 10.0.14393.1358)がインストールされているか
- グラフィックドライバは最新か
システム要件
Windows10SDKはWindows10が一番適しているけれども、Windows 8.1, Windows 8, Windows 7, Windows Server 2012, Windows Server 2008 R2でも動くらしい。
ただ、全てのツールが旧バージョンのOSをサポートしてるわけではないので注意が必要。
Visual Studio自体にもハードウェア要件が存在するので確認が必要。
HoloLensエミュレーターはHyper-Vを基にしてRemoteFxも使っていたりするので、エミュレーターを利用する際はPCが次のシステム要件に合っているか確認すること。
- Windows10(64-bit)の Pro、 Enterprise、もしくはEducationのエディション
(Home エディションはHyper-VをサポートしていないのでHoloLensエミュレーターのインストールが失敗するかも) - 64-bitのCPU
- 4コアのCPU(マルチCPUで合計4コアでもOK)
- 8GB以上のRAM
- 次の機能に対応しているBIOS
- Hardware-assisted virtualization
- Second Level Address Translation (SLAT)
- Hardware-based Data Execution Prevention (DEP)
- GPU(下記をサポートしないGPUを利用すると、処理が重くなるかも)
- DirectX11.0以降
- WDDM 1.2以降
といった感じでしょうかね。自端末確認したところ要件は満たしてそう。
ゲームのインストールに呆けていないで先にこっちを片付ければいいのに。
更新するの疲れたぁ~。でもこの記事は元のページに変更があったら定期的に変更があったら更新していこう(多分)
*1:ちなみにこのページはブックマークして定期的にチェックして最新の推奨ツールに更新し続けるようアナウンスされている